電子回路 あれや これや

ネット を検索していると、山のように回路図が出てくるが、素人の私には皆目見当もつかない怪奇な回路なんぞに

お目にかかる事がある。自分に判らないだけで非常に優秀な モノ かもしれないと、やたらめったら掻き集めて

収拾がつかなくなる。 非常に少ない部品で構成してある モノ が、実はとんでもなく優れているのでは?と考えた

事もある。 しかし、ベテランの方に質問した所、そんな単純な話では無く、アナログ回路は緻密に計算された

集合体であり、あやふやな モノ ではないとの事。私が、いいかげんに作っても作動するのは運が良いだけなのか。

または設計思想が柔軟なのか。いくらなんでも 「 トランジスタって ラジオ の?」 では、部品を壊すだけなので

インターネットを検索、観覧して調べてから製作に取り掛かる。エフェクター製作の為のホームページが少ない中、

ぴースケさんの ひよこのページ が判りやすい。いつもお世話になっています。ぴースケさんのエフェクター、最高です。

掲示板も回路 ノウハウ の宝庫。ログを読んでいるだけでも面白い。が、回答欄を読んでも、サッパリ意味が判らない。

これは己の知識が不十分、または、全く無いからで、地球の言語なのか?と思いながらも検索。少しは理解できたのか。

しかし、大丈夫だろうと思って組んでいると、たまに ( しょっちゅう?) 間違える。一番面倒だったのが、トランジスタの

E、B、C( エミッタ、ベース、コレクタ ) 配列が標準だと思っていたのが、大間違い。使用トランジスタの データシート を

見ると E、C、B となっている。何で?ベースが真ん中じゃないの?。 E、C、B 配列に配線するには トランジスタ の足を

捻らなければならない。仕方なく、ニッパー で外し新しい トランジスタの足 を捻り、無理矢理ハンダ付け。

作動確認をすると ちゃんと動いた。4個の部品が無駄に。また、自分で勝手に判断して配線を間違えボリューム抵抗から

火花が出たり、挙句の果てに出力信号同士を衝突させて オベアンプ、トランジスタ が全滅。嗚呼輪廻。 静電気や

ハンダ の熱のかけ過ぎには注意していたのに、一瞬で オシャカ になった。 しかし、良い勉強になりました。 ( え?)

仕様です

最近は VHS ビデオテープ のソフトより DVD に力を入れているようで、DVDソフト の新譜や昔の映画の販売、

レンタル が目につく。非接触で取り扱いも楽、大容量でコンパクトな DVD も良いかなと思い、安い再生専用の

DVDプレーヤー を購入。再生してみると画像、音質共に素晴らしい。かなり古い映画は流石に原版が痛んでいて

荒れているが、画面設定を ソフト にすれば観やすい。と、ここまでは良かったが、昔ながらの ぼろい テレビ なので

入力端子が ひとつしかない。VHSデッキでテレビ録画もしたいので、テレビの入力端子ではなく VHS入力端子 に

繋げてみた。VHSは画質が普通なのに DVD を再生すると、画面が暗くなったり明るくなったりを繰り返している。

まるで コピーガード の様。知人に質問すると、強力な コピーガード信号 が DVDソフト に埋め込まれていて、

VHSデッキ が反応しているだけ、との事。また、最新型のテレビに直接繋げても稀に コピーガード信号 に反応して

画面が乱れるそうな。その場合、テレビの 「仕様、相性」 なので返品不可。テレビか DVDデッキ を買い直すしか

方法がない。パソコンの部品でもあるまいし、(実際は部品の不具合、出来が悪い) いくらなんでも酷すぎる。

コピーガードキャンセラー の回路図はネットに上がっているが、キャンセル出来るとは限らない。その前に、違法な事を

行なっている訳でもなく、説明書通りに配線しておいて不具合が起きたときの答えが 「仕様です、相性です、

仕方のない事です」 というのが信じられない。データや映像を 違法コピー できなくするために仕方がないのは判るが、

コピーガードキャンセラー を使って 違法な無料ソフト を楽しんでいる方がいるかと思えば、最新型テレビ と

DVDデッキ で 正当に使用している方のほうが映像をちゃんと観られないのは、どう考えても おかしい のでは

ないのか。 コピーガードキャンセラー などという違法なものを使う、製作するつもりもないので、ちょっとだけ考えて

トグルスイッチ で簡単な切り替え器を製作した。意外にも画質が向上して 一石二鳥。  よく見れば、なんだよ!この

DVDプレーヤー 巻き戻しボタン が無い、 廉価版だからか設計上の省略、 アレレッ?、 というのも 生ぬるいギャグ と

考えれば良いのか。

dvd


素人と ベテラン回路師 の デスクトップ与太話