CD-R 回転 今川焼き
世は DVD レコーダー、DVD RAM、2時間以上の映画が高品質で スッポリ と入ってしまう、何ギガバイト の データ
が、と競い合い、CD-R ドライブ など チョッ と前まで 10万円の御値打が有ったのにと、今では 何千円かで
購入できて CD-R の 焼き ディスク も低価格、安定した品質で お買い得、とばかりに耐久性のある TEAC製 を
購入。地味な イメージ しかない、地道に真面目に製造されたこの CD-R ドライブ、ガッチリ と作られていて好印象。
ディスク イメージ ばりの、じゃない、イメージ ばかりの メーカー の多い中、使用してみた方に云わせると、こんな
低価格なのに連続して CDR ディスク を焼こうが、長期間の使用で ドライブ が埃だらけになろうが なんのその、
お構い無しに エラー も起こさず焼き続ける、トン でもなく出来の良い、頑強な作りの CD-R 製造器 を期待満々で
使ってみた。読み込み エラー も 焼きの失敗も無く、データディスク、音楽CD など焼けて当然だろ、の ” 当たり前 ”
が あたりまえでないのも困りものでも、5V、12V 電源供給が追いつかず、パソコン電源 が貧血を起こす以外にも、
ディスク との相性、ソフトウェア の完成度に巻き込まれ、回転焼き を失敗する事など ザラ だったのだそうな。
初期の頃は、スクリーンセーバー を起動させただけで、マウス に触れただけでも 焼き作業 が失敗して、CD-R の
コースター 製造機、小型の フリスビー 大量生産には最適です、と散々だったのに生産技術が、量産慣れなのか、
ピックアップ の精度、耐久性、全体の完成度が上がったのか、販売価格も下がり、製造終了在庫品、バーゲン品を
買っても 不良ディスク に仕上がらないそうな。CD-R など必要ないと考えても、ハードディスク だけで充分だと
思っていても、マメ に メ ンテナンス を、大事に扱っても いつ何時 ハードディスク が 吹き飛ぶかも判らないし、
ディスク が満杯になっても CD-R に移せば、データ格納庫として CD-R を使用するのは 一番安く お手軽。
バックアップ、耐久性なら テープ が最も優れていると言われても、気軽に安価に使えない。CD は保存状態が
良ければ 50年 以上の耐用年数が有ると云われているそうですが、それで 十二分だと思いますが、どうでしょう。
OS の不具合や ライティングソフト、余裕のある電源の パソコン なら、失敗することなど殆んど無いといわれている
のに ドライブが へタレ だから、ディスク との相性が悪いと勝手に考えて、今川焼き、回転焼き じゃあるまいし、
火力が弱ければ 生焼け になるし、強すぎて 黒焦げ に、小麦粉の練り具合、餡の配置、焼き型の温度管理、
勘と経験が ものをいう職人作業に比べたら、パソコン が自動で焼く CD-R 作業など楽なもの。と、考えつつも、
生焼けになりはしないか、幾ら安価な 生ディスク でも１枚も無駄には、コースター は作りたくないと 冷や汗、
緊張汁作業。ドライブ は そんな事 お構い無しに、「ほれっ、ドンドン焼けや、どんどん、」 と次々と綺麗に焼けた
ディスク を排出してくる。
「ようッ、焼いてるか〜っ、今日も元気に 量産体制、過熱もせずに、ってよ、いいから連続で焼けよ、なっ？、」
「誰ですか、あなた？、」
「おいらはよ、ディスク の妖精でも、お前さんが使ってる パソコン に へばり付いてる ホコリ でもなくてよ、タダの
しがない ラクダ だよ、ふたこぶ って呼んでもいいけどよ、そんときは ラクダさんって 形容詞 をつけろよ、なっ？、」
「ラクダ は 形容詞 ですか？、違うと思いますけど、それを言うんなら ラクダさん は キャメル、キャラメル、カラメル、
絡んでくる、の 代名詞 じゃないんですか？、勝手に押しかけて来て、なんなんですか？、」
「とかなんとか言っててもよ、満更でもないんだろ？、イヤ よ嫌よも キライ の 内ってか？、CD-R には チョイ と
五月蝿い オイラ だからよ、教えてあげてもいいぜ、カランダ らくだ か、いまイチ だな、」
「今のところ全く問題ないですから、カラマンダ ラクダさん でしたっけ？、あなたの出る幕は無いですよ、ちょっと
忙しいんですから、閉館中、閉店中ですよ、」
「いまんとこ、だろ？、どうせ いい加減な お前さん のことだから、CPU でも爆発するんじゃないのかい、メモリー
かもよ？、閉店、閉館中 なんてぇ 言い方 あるかい！、」
「CPU や メモリー が爆発なんて聞いたことありませんよ、無印不良品 の腐った チップ じゃあるまいし、」
「オイラと喋ってると、手に持ってる 生CD-R に ホコリ が付くぜ、誇りを手になら悪くはないがよ、ほんとは タバコ の
けむりも駄目だぜ、クリーンルーム な環境ってのも無理な話だけどよ、もうちっと気をつかえや、聞いてるか？、」
「だから大丈夫だって言ってるじゃないですか、今 ハードディスク から CD-R に データ を移してるんですから、
大事な データ なんですから、失敗するじゃないですか、」
「どーれ、どんなに大事な データ とやらなんだよ、なんだこりゃ、（ブブーッ） じゃないかい、お前さん まさか、これを
売ろうって考えてんじゃないだろな、こんな下らん データ など、誰も買わんぜ、おいっ、」
「売ろうなんて考えてませんよ、全く、もう、」
「CD は良〜く 焼けてるけどな、中身の データ が生焼けだぜ、Date な データ、ダテ データ かい？、おっとッ、
それは Data か、ダタ、無料 データ か？、因みに コンピュータ じゃなくてよ、コンピューター だぜ、Computer
だからよ、Guiter かと思ったら Guitar だったけどな、ギタ か？、データー かい？、」
「何を言ってるんですか、そんなこと有るんですか？、ちゃんと確認して マウント も中身も表示できてますけど、
只の記号って。それに ギタ じゃなくて グゥイター だって話もありますけれど、」
「違う、ちが〜う、そんな腐った 記号 など ハードディスク の段階で削除だよ、どこから ダウンロード、パクッて
きたんだよ、データー じゃなくて データ かな？。サービス を セルボイス って詠んじまったけんどもよ、」
「それは ラクダさん と趣味が違うだけでしょ、他人には、じゃない、他ラクダさん には興味無くても。 Service と
言ったって、ドイツ語 じゃないんですよ、スペル を律儀に読む ジャーマン人 ジャ、あるまいし、」
「私には大事なものです、ってか？、その 塩味薄焼き ビスケット、どっから引っ張ってきたんだよ、オイラ にも
食わせてくれや、２度焼かれたものってぇ意味が ビスケット なんだってな、じゃぁ、CD-RW は 何度も焼ける
ビスケット か？、パイ か？、ディスケット は フロッピー ディスク のことなんだってな、」
「駄目ですよ、円卓を囲んで食べたいなら、CD-R ドライブ を自身で購入して、焼き上げて下さい。何度でも
焼く事のできる CD-RW は不具合が起きそうで、二の足を踏みそうですので。パイ は多層になってるだけです！、」
「ほれっ、パソコン が次の 生CD を欲しがってるぜ、挿入してやれや、喋ってた間に焼けてるよ、」
「少し冷却の時間を空けないと、エラー が、ドライブ が傷みそうだから嫌なんですよ、優しく扱わないと、過熱で、」
「そ〜かぁ〜っ？、趣味で１日に CD を 50枚 も 60枚 焼いても、日刊 CD-ROM な作業でも全然 平気だって
話だぜ、DVD に乗り換えてからは、日ごと 10枚 程度だってんだがな。強力な 電源 と丈夫な ドライブ、太平洋の
大海原のように、ハードディスク の空きが タップリ あればな、ライティングソフト が シッカリ してりゃ、平気だよ、
逆に調子が上がる、良くなるんじゃないんか？、エージング だよ、熟成、熟れてくんじゃないんかい？、」
「変なこと言わないで下さいよ、それに そんな大量に毎日 焼いて CD ROM の ショップ じゃないんですけど、
焼き込み環境 は満遍なく調整済みです、」
「そこまで言うんだったら、パソコン内 の空気の流れは把握できてんだろうなぁ、最近の機材は発熱量が多くて
電熱器って云われてるぐらいだからよ、吸気 と 排気 の 塩梅 は どーよ、線香の煙 や スモーク を焚いての
流れ具合は ” 完璧 ” かい？、」
「煙で流れなんか調べてないですよ、吸気ファン は無いですけど ハードディスク の冷却用と電源ファン、排気ファン
で 三つ も廻ってるんだから大丈夫ですって、吸い込みは グラフィックカード の隙間が有りますから、」
「フロッピー ドライブ の周りに、埃が へばり付いてんけどよ、そこから 空気 を吸い込んでないか？、」
「CD−ROM ドライブ にも 綿ボコリ は引っ付いてましたけど、それは仕方がないでしょ、」
「お前さん、CD-R ドライブ の辺が吸い込みに、掃除機 の吸い込み口になってるぜ、CD-R が ホコリ を吸い込んで
るよ、」
「掃除機 じゃなくて、自作の パソコン ですけど、」
「おまえさんが自作とやらの、収納箱もどきの パソコン の直ぐ横にある、紙粘土で できたような 煎餅布団 からの
綿ぼこり を吸い込んで、万年床で CD-R ドライブ が壊れるんじゃないんかい？、いくら丈夫な TEAC でもよ、」
「紙粘土だ、収納箱だ、壊れるだ、って何なんですか、タバコ の煙でも 万年雪 のように積もった埃でも平気ですよ、」
「そ〜かぁ？、砂漠の真ん中を走ってる 4輪駆動 の トラック でもな、エアーフィルター が目詰まりしたり エンジン の
シリンダー や ピストン が砂粒で削られて オシャカ になるんだぜ、オイラ が砂漠を縦断中によ、何台もの昇天中の車
がな、頑強な 軍用車両 でも頻繁に メンテナンス だってよ、壊れるってよ、」
「ここは砂漠じゃないですよ、万年床 でも 万年埃 でも大丈夫ですって、」
「永く愛用できなくなるかもしれんぜ、不具合が起きん前に メンテ、メンテ、なっ？、シャットダウン で電源切れや、」
