ターンテーブル スクラッチ
クラブ DJ が 2セット の アナログレコードプレーヤー の前で、なにやら インチキ くさく キコキコ やっているだけだと
思っていたが、楽器フェアー で実際の パフォーマンス を目の当たりにして、考えが一変。2枚のレコードの音を即興で
組み合わせ、アレンジ、リズム、音色を変幻自在に変化、ミキサーを操作しながら スクラッチもさせていた。全く曲想の
違う 二つの楽曲を融合させ、三つ目の新たな曲をその場で作り出してしまう センス と テクニック は凄いと思う。
調べてみると、裕福でない アメリカ の黒人 が楽器も買えず、しかし音楽を楽しみたい、作りたいと考えた結果だという。
そんな発想はまず考えつかない。それ以前にレコードや針が傷むのでは、と考えてしまうのが普通だし、即興で
ミキシング する概念もない。また、高い機材が買えないからと 日本製 中古安物シンセ を購入した アメリカの黒人 が、
その シンセ を弄り倒し、曲を作り 大ヒットさせてしまった。そのおかげで、そんな 安物シンセ に目もくれなかった方々が
そそくさ と購入。中古市場価格が暴騰したそうな。