自宅 で サーバー を立ち上げ、レンタルサーバー で 一儲けと考えても、エアコン で温度管理された クリーンルーム の

ような大袈裟な サーバー室 が無ければ無理だと思っていたら、機材の温度管理、微振動さえ抑えられれば

押入れ に サーバー、ファイアウォール、ルーター を収納するだけで レンタルサーバー 室 が出来るのだそうな。

あとは、高速回線を引いて万が一の停電、アタック を掛けられても電源を落とされないように、強化電源 (UPS）の接続、

アンペアの引き上げだけ気をつけていれば、ハードウェア の設置は完了。ファイアウォール の設定や ルーター の

接続の順番、OS の適正化、ポート の開け閉めは、”ノウハウ ” なので教えてはくれないのだそうな。教えて頂けない

” 企業秘密 ” なら、知り合いに 「ちょっくら、俺んとこの サーバー に アタック かけてくれないかい、」 と頼んで

セキュリティーチェック を、機器の LED が点滅しっ放しになるほどの ネットリ した アタック を仕掛けてもらい、

どの程度で吹き飛ばされるのか、格納データを改ざんされるのか？ を試している方も居られる。実際の話、企業で

サーバー を立ち上げても、半分以上が 素通り できてしまい、其処の会社の部長さんの賞与まで表示してくれるのだ

そうな。自社の Webページ に下品な画像を貼り付けられるのは まだ可愛いとしても、LAN 接続されている端末まで

吹き飛ばされては、たまらない。要は アタック を掛けられても、強力な 冷却ファン、または エアコン で涼しい顔して

24時間 高速で澱みなく動き続ける 押入れサーバー なら、お手軽だと思いますが どうなんでしょう。

ところがどっこい、勝手に サーバー を立ち上げれば、それで商売の始まり初まりと思ったら大間違いなのだそうな。

幾ら高速 光ケーブル を引き込んで、20台 もの サーバー を立ち上げ、（ なんで 20台 なの？） レンタルサーバー の

新規開店 と思っても、個人向けの回線は 一本の ケーブル を何人もの使用者に振り分けているので、アクセス数 が

増えた途端に回線が パンク。それならばと、無理をして法人向けの ”貴方の為だけに ケーブル に御名前までつけて

サーバー 設置点まで 一本槍で引かせて頂きます、御高いですが ” の専用線だとしても、接続できる サーバー は

一台なのだそうな。思いつきで考えながらも詳しい方に相談すると、「物理的にそんなに簡単に、安直に出来たら

苦労しないぜ、御安い ケーブル が スパゲッティー のように何十本も繋げられたら、今頃 日本中が サーバー 事業者

だらけになってるよ、ネット観覧者よりもな、全くよっ、」 と呆れられたが、それなら最も簡単に御安く稼動できるのなら

良いのでは？。その前に、契約回線が 固定 IP で無かったら？、お客様事の容量を100MB に設定して、一台の

サーバー の SCSI ハードディスク の容量を電卓で計算すれば、安泰、楽勝、楽しよう、などと勝手に考えて、税務署に

個人事業の為の手続き無料の書類を送れば、今日から貴方も事業主。基準以上の利益が上がらなければ、税金を払う

必要もない。と、頭で妄想するのは簡単だが、何処の馬の骨とも判らない 有料レンタルサーバー屋 に、自分の大事な

HTMLデータ を置こうと思うのか？ お客様が増えれば増えるほど、サーバーシステム の不具合による苦情の メール、

無料でも苦情が有るのに有料となれば尚更だし、サーバー上で 無限ループ CGI を動かされて過剰な負担が掛かり、

サーバー が フリーズ するかもしれない。そんな事を考えれば きりが無いが、万全の構えで準備しても、ハード も

ソフト も人間も、完璧からは程遠いものなので、無茶な使い方をされても捏ねくられても、手直し組み替え再構築と、

今日もサーバー 快調だ、苦情の メール など来ないです、って ユーザー が ゼロ だったら来ませんけどね。（プッ）

つづく。

貰い物 Linux