ポップアートの旗手 アンディ ・ ウォーホール
キャンベルスープの缶や、マリリンモンロー の画像をシルクスクリーンで印刷し、彩色を施したものが有名だが、
これに何の意味があるのか? ウォーホールに云わせると 「 意味など無い 」 そうだ。
「 意味が無い 」 という意味が有るのか、ただ単に ふざけて皮肉を込めて製作したのかは判らないが、
シルクスクリーン版画は、かなりの高額で取引されている。手法としては斬新でも、軽薄で 包装紙 程度の価値しか
なさそうに観えるが、もしかして著名な画家の作品を評価する権威的な評論家の方々を皮肉って、煌びやかで
毒々しい版画を製作したのかもしれない。例えば 美術館 に飾られている昔の絵画作品を評論家の方々が、
「素晴らしい! この時代に制作されたものとしては天下一品だ、全体の印象である暗く陰影のある コントラスト が
絶妙で、制作した時代に マッチ した重々しい雰囲気のある絶品である、凄い!」 と評価した絵画が、古い作品なので
メンテナンス を兼ねて修繕、細心の注意を払って全体の埃を綺麗に取り除いた。暗い印象の作品だと思っていたら、
表面に へばり付いていた埃で そう観えていただけ、実際は非常に明るい爽やかな作品だったという文章を読んで
私は爆笑してしまいました。
つづく。
コラージュ 技法
糊付けの事を、フランス語で コラージュ というそうな。いろいろな素材を使った作品や、切り絵のような技法は
昔からあった表現方法だが、現代美術に多く使用されている。訳の判らない切り貼り絵から、想像力を刺激される
ようなものまで様々。写真に応用したものを フォトコラージュ というのだそうな。最近は、パソコン の性能が
上がって簡単に コラージュ技法 もどきの画像を制作することができる。コピーアンドペースト で次から次へ
貼り付けていけば良いだけだが、製作者の方が時間を掛けて作り上げた絵画 または 写真画像 を パソコン に
取り込んで貼り付けただけのものを、自分の作り上げた画像といえるのか? 他人の作ったものを コピー しているだけ
なのではないのか? 著作権を クリア している していない以前の話のような気がするが、表現方法、技法としては
有っても、切り貼りコピー画像 を自分の作品と言えるのですかね?。
つづく。
コラージュ
コラージュ の コピー品
コラージュ の コピーオリジナル
コラージュ の コピーオリジナルの オシリナル